海洋学、化学、生態系モデリング、応用数学、コンピューティングの研究を通じて、変化する気候、人と海の生態系、この両者の関係におけるさらなる理解を深める。
人間が海洋資源をどのように利用するかに関して、明確な政策的影響の考察も含めた応用研究を行っている。 海洋資源利用を方向づける要因として生態学、社会経済、政治、文化的事象に焦点を当て研究を進める。
環境変化、さまざまな漁業政策による保全義務の負担、責任のある水産物消費から生じる社会的影響を研究する。
海が変化することで、人々の健康や暮らしが受ける影響とはいったい何か?栄養、食糧安全保障、汚染リスク評価に重点を置く。
海洋法と海洋ガバナンスの法的および政策的意味合いを研究する。
日本財団ネレウスプログラムは、自然科学および社会科学の両方の観点から、世界的な人と海の関わりを総体的に理解し対処していくために、17の大学・研究機関が分野横断的に協力、連携して研究を進めるグローバルパートナーシップです。
ネレウスの研究は、海洋学、生態学、経済学、法学、人類学また沿岸から公海にまでおよんでいます。 2011年のプログラム創設以来、日本財団ネレウスフェローシップを通して、革新的で国際的な海洋研究に取り組んできました。ネレウスは、海の持続可能性を追求する事を目的とし、その過程において、地域社会の環境、歴史、文化的背景を理解し、そこに生ずる差異を克服すべき違いではなく、人類が受け入れる多様性として育む人材、知見そしてネットワークを支えます。