Written by Nereus Research Fellow Harriet Harden-Davies,

エジンバラ王立協会で発表するHarriet Harden-Davies

 

2020年1月22日23日、エジンバラ王立協会に50人以上の参加者が集まり、国の管轄を超えた海洋生物多様性の歴史的な新しい条約に向けた議論が展開した。政策立案者、外交官、市民団体、学術専門家がワークショップに参加した。(アバディーン大学Deep Ocean  Initiative 、アトラスプロジェクトが開催)チャタムハウスのルールの下で開催され進められた議論は、シーンを準備のための短い誘発から始まった。Harriet Harden-Daviesは、Access and Benefit-Sharing(アクセス権と利益共有)セッションで発表した。その中で、利益共有における問題の枠組みを行い、それを生物多様性の保全に結びつける上で、海洋遺伝資源の科学的、生態学的、社会的価値の重要性を強調した。

彼女はまた、BBNJ協定が科学協力のための透明性と参加可能な環境を作り出す方法を提案した。第4回(おそらく最終)の交渉ラウンドが間近に迫ったため、このワークショップでは意見交換を行い、さらなる議論が必要な分野を特定する貴重な機会となった。

1月22日の夕方、エジンバラ王立協会でも公開イベントとレセプションが開催され、Harrietが開会の挨拶をした。彼女は、国家の管轄を超えた海洋地域の深く、遠く、多様な性質と、保全と持続可能な利用に関する課題に取り組むための国際協力の重要性を強調した。このイベントは110人以上の参加者で満席となり、活発な議論が夜まで続いた。世界の海洋の共有エリアに対する幅広い関心が明確となる機会となった。

Harriet Harden-Davies(前列右から2番目) 

This post was updated on Jan. 28, 2020 to include the photos and captions.