「研究には多様なアプローチが重要だという思いをこのグループに喚起させられる。学術機関では、専門分野の柔軟性と自由のなさに息がつまるのが常だが、私たちはその反対である。ネレウスは、私たちにこうなって欲しいと望むのではなく、私たち自身が望む姿でいさせてくれるのだ。」Daniel Dunn(ネレウスプログラム研究責任者)
6月18日、19日に、ネレウスフェロー、研究責任者、スタッフなど50人がシアトルのワシントン大学に集結し、現在行なっている研究に関する最新情報を発表したり、共同研究の可能性について議論した。また、Concepcion Aisa(世界銀行シニアファイナンシャルオフィサー)および海野光行氏(日本財団エグゼクティブディレクター)による基調講演が行われた。
会議でのトピック:
- 気候変動及び海洋生物多様性と生態系
- 気候変動、漁業及び水産物供給
- 海の社会
- 沿岸域コミュニティのより良い暮らし
- ネレウス統合評価モデリング
- 海洋ガバナンス
- 国境を越えた生物多様性
- 小規模漁業
- 社会的責任のある水産物
- 種分布モデルと食物網モデルの統合
- 海洋生物種の生態学的予想の開発
- 社会的平等:リサーチコミュニティと海洋資源ユーザーコミュニティ間の溝を埋める
- ネレウスの研究にAIS(船舶自動識別装置)を組み込む
- 漁業紛争
- コミュニケーション:海のストーリーテリングの革新
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