公海における生物多様性ガバナンスについて、ネレウス研究員Guillermo Ortuño Crespo(デューク大学)、Daniel Dunn(デューク大学/クイーンズランド大学)、Patrick Halpin(デューク大学)らが実施した研究が、ウェブサイトScience Dailyに掲載された。
彼らの論文では、新しい国連公海生物多様性条約が、国の管轄外の地域(ABNJ)、別名「公海」でのすべての魚の生物多様性の管理に取り組む措置を行わなかった場合、数千の海洋種が危険にさらされる可能性があると警告している。この研究は、ニューヨークで行われている進行中の国家管轄権外区域(BBNJ) における海洋生物多様性条約交渉と一致している。Guillermoの研究の要約はこちら。
Reference:
Crespo, G.O., Dunn, D., Gianni, M., Gjerde, K., Wright, G. & Halpin, P.N. (2019). High-seas fish biodiversity is slipping through the governance net. Nat. Ecol. Evol. link