Written by Nereus Fellow Matilda Petersson,

Matilda Petersson（ネレウスリサーチフェロー/ストックホルムレジリアンスセンター）が執筆したオープンアクセス記事「グローバル漁業ガバナンスにおける多国籍のパートナーシップ戦略について」がジャーナル Interest Groups & Advocacyに掲載された。記事はこちら。

要旨：この論文では、国境を越えた政策問題、すなわち違法、無規制、無報告（IUU）漁業における多国籍連携の役割を探る。それは、連携に関する文献の中で十分に検討されていない側面、「連携はどのように、そしてなぜ権利擁護に携わっているのか」に着目する。この記事は、比較政治学論と国際関係論から理論を引き出しながら、IUUの政策の策定と実施を構想するために多国籍の連携による多様な戦略を理論化し、経験的に探求する。本稿は、比較政治における利益団体や国際的な非政府組織、国際関係における国際的連携についてのこれまでの文献に関連して、これらの発見の意味を議論しこの論文を閉じている。