ニューファンドランド、セントジョーンズで開催された2016年国際海洋保全会議の一環として、ネレウスに加入した Julia Mason(ネレウスフェロー/スタンフォード大学)は、科学の道に進んだいきさつと見えてきたことについて話した。

漁業科学と地上での漁業管理が繋がっていないことを挙げ、ある印象深い会話について語った。

「私たち漁師は、海で何が起こっているかを知っている。毎日見ているから。海に生きているのだ。科学者が私たちと対話しようとし、私たち漁師が応えようとすると、科学者は耳を貸さない。話を聞いたとしたら、漁業を制限するために私たちの知識を使おうとする。漁師は科学者によって痛い目にあわされ、もう信用できなくなってしまった。」

彼女は、科学用語と調査によっていかに人々が遠のいていくか、また関係と信頼を築くことがどれだけ重要であるかを語っている。

 

 

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