国際自然保護連合(以下IUCN)世界自然保護会議が、9月1日〜5日にかけ、ハワイ・ホノルルで開催された。世界自然保護年次会議には、「conserving the environment and harnessing the solutions nature offers to global challenges」を目標に掲げ、関係者、各組織のリーダー、政界からの政策立案者、市民組織、先住民グループ、ビジネス、学者など何千もの人々が集結した。

 

この会議に参加した、太田義孝博士(ネレウスディレクター・政策)は、9月2日に「先住民や地域のコミュニティーは、国家管轄権を超えた海洋生物多様性の管理のために何ができるのか」と題して、Knowledge Cafeを企画した。

Knowledge Cafeでは、世界中の海での国家管轄圏外の管理における、関係者として、全ての人間の役割の概要をまとめ、先住民や地域コミュニティが、国際海洋公共財(グローバル・オーシャン・コモンズ)を管理する上で、彼らの知識や実践を適用する方法を探った。このイベントでは、先住民の人々がこの議題についての国連の討議に参加すべきか、さらにはどのように参加すべきかについての提言も合わせて作成した。

More information about the Knowledge Cafe