Written by Ryan Swanson,

Gabriel Reygondeau(ネレウス同窓生/UBC)は、Half Earth Projectの参加者に選ばれた。また、海洋生物種分布に関する研究においてUBCのInstitute for the Oceans and FisheriesでUBC-Yaleフェローとなった。ネレウスプログラムでは、Gabrielは「気候変動の影響および世界の海の生物多様性における人為的活動」をテーマに研究をしている。

Half Earth Projectとの研究は、ネレウスにおける彼の研究と直接つながっており、海洋生物多様性データベースの更新、またモデルを使用してより広い範囲の種の分布を世界規模でマッピングすることなどである。それを完成させた後、陸地と海洋のパターンを比較し、海洋のどちら側半分を保全すれば生物多様性を最大限に保全できるかを特定する。そして、将来の海洋生物多様性の保全のために、どの地域に焦点を当てるのが最善かを評価するために、彼は異なる気候変動シナリオモデルを使用するつもりである。

Gabrielは、「すべてのデータがmap of life上に載る」ことやHalf Earth Projectのウェブサイトでアクセス可能となることが有意義であると考える。 それぞれの種の地球規模の分布パターンを示す相互交流型のウェブサイトであるMap of Life Projectに組み込まれ、各国内において既知の種のリストがダウンロード可能となる。Gabrielは、フェローとしてUBCとYale大学両方で研究を継続することが可能となる。Half Earth ProjectやInstitute for the Oceans and Fisheriesでの研究について興味のある方はこちらへ。