2017年12月21日、22日、ネレウスプログラムの新しいパートナー機関の主任研究者が日本財団に集まり、世界の海が直面している様々な課題についての研究を発表し、実りの多い議論を行った。発表者たちは、気候変動が海洋生態系に及ぼす影響、南太平洋諸島での漁業の役割や食糧安全保障、そしてシーフードサプライチェーンにおける社会責任の複雑さなど、多様な議題を扱った。自然科学と社会科学を関連づけることで、参加者たちは、分野横断的研究を用いて海洋の持続可能性に向けた新しい科学的理解と政策革新をどのように生み出すかを探った。

ハイライト・関連記事

ハイライト・関連記事
ベストセラーサイエンス作家 Paul Greenburgは、人と水産物の関係における説得力のある基調講演を行った。また、ネレウスプログラムの研究を広め深めるために、デザイン集団やストーリーテラーとの新しいコラボレーションも発表された。

シンポジウムの詳細がワシントン大学刊行のThe Dailyに掲載された。ぜひご一読ください。


2017年12月21日ネレウスシンポジウムで、参加者とネレウスフェローとのQ&Aセッションの司会をする太田義孝(ネレウスディレクター/ワシントン大学教授) Photo by Colby K. Neal