Malin Pinsky （ラトガース大学/ネレウスプログラム研究責任者）が、アメリカのロブスター漁における気候変動による脆弱性とレジリアンスについての研究をPNAS誌で解説した。

「不思議の国のアリス」が、漁業において気候に適応するための鍵を握っていることを想像できるだろうか。この記事では、気温が上昇するにつれ、メイン州のロブスター漁における保全活動が、漁の繁栄のための下地をどう敷いたか、また、逆にニューイングランド南部での条件や管理選択により反対のダイナミクスが引き起こされたことを説明している。これは、同雑誌に掲載されているArnault Le Brisの新しい論文を解説している。