Written by Nereus Fellow Frédérique Fardin,

 

Frédériqueは、ケンブリッジ大学とUNEP-WCMCのPh.D課程に在籍している。日本財団ネレウスプログラムの一員として、自然科学と社会科学を横断してグローバルな人間と海洋システムに関する包括的な理解を深めるという使命を携えてグローバルパートナーシップに貢献する。彼女のPh.D.研究は、東南アジアやカリブ海のケーススタディを用いて、マングローブ林、そしてそれに関連する漁業やマングローブに頼る人々の気候変動における脆弱性と適応に焦点を当てる。彼女の研究の新しい一面は、統合的で適応的な方法論を通した生物物理学、社会経済学、そして伝統的な知識の調査と統合である。

Frédérique は、熱帯生物学のバックグラウンドを持ち、熱帯陸上生態系を専攻し、University of Pierre et Marie Curie and the French National Museum of National Historyで Systematics and Evolutionの理学修士を取得した。またエンジニア学校AgroParisTechで Human & Environmental Sciencesのアドバンス修士課程を取得した。

また、ネレウス加入以前は、カリブ海で3年間に渡り国連環境カリブ海環境計画の下SPAW-RAC、Caribbean Environment Programme、CANARIで働き、沿岸と海洋の生物多様性保全、天然資源、及び環境問題の管理に重点的に取り組んだ経験がある。